カテゴリー「パソコン・インターネット」の19件の記事

2009年10月31日 (土)

今年(2009年)は「インターネット誕生40周年」? - 「UNIX40周年」でもあるでよ。

今年(2009年)は、「インターネット誕生40周年」だそうだ(注1、2)。

それはおめでとう。

1969年9月2日、米国防総省高等研究計画局(ARPA: Advanced Research Projects Agency)のネットワーク(ARPANET)の最初のノードが、米国UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)で稼動した。ARPANETは、現在の「インターネット」の起源だ。

続いて同年10月29日、ARPANETのノード第1号のUCLAと、ノード第2号のスタンフォード研究所(SRI: Stanford Research Institute)の間で、初めてのデータ通信テストが行なわれた。

というわけで、今年は「インターネット誕生40周年」ということになるそうだ。

1969年には、コンピュータのソフトウェア分野でも画期的な出来事が起こっていた。

同年8月、AT&Tベル研究所のケン・トンプソン(Ken Thompson)が、同僚のデニス・リッチー(Dennis Ritchie)とともに、我らがUNIXを生み出したのだ(注3、4)。

当初UNIXはアセンブリ言語で書かれていたが、その後、我らがC言語で書き直された。C言語は、1972年にデニス・リッチーが生み出したプログラミング言語だ。もともとUNIXをコードするために生み出されたものだ。C言語の前身となったB言語はケン・トンプソンが開発している。

今年66歳のケン・トンプソンは、現在Googleに在籍している(注5)。69歳のデニス・リッチーは、今もベル研究所にいる(注6)。

トンプソンとリッチーは、1983年に二人でチューリング賞を受賞している。チューリング賞は、計算機科学分野で「ノーベル賞」に相当するもの、と言われる。

しかし、この二人のチューリング賞は、ノーベル賞何個分かに相当する価値のあるものだ。何しろ、この二人が1970年前後にUNIXとC言語を生み出していなければ、インターネットも、パソコンも、Windowsも、Macintosh(注7)も、現時点で、今のような形で一般に普及してはいなかっただろう。私がコンピュータとコンピュータプログラミングを趣味として愛することもなかっただろう。

それくらいわしゃこの二人を尊敬しておる、ちゅうこっちゃ。
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(注)

  1. INTERNET Watch、2009年9月3日記事 『9月2日は「インターネット40周年」、ARPANET初ノード稼動から40年』 http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20090903_312683.html
  2. COMPUTERWORLD.jp、2009年10月30日記事 『40回目の誕生日を迎えたインターネット - 誕生から現在までの軌跡を概観する』 http://www.computerworld.jp/topics/browser/166549.html
  3. COMPUTERWORLD、2009年6月4日記事 『Unix turns 40: The past, present and future of a revolutionary OS』 http://www.computerworld.com/s/article/print/9133570/Unix_turns_40_The_past_present_and_future_of_a_revolutionary_OS
  4. 東京IT新聞、2009年6月22日記事(BIGLOBEニュース) 『《IT技術のアニバーサリーイヤー》UNIX、誕生から40周年』 http://news.biglobe.ne.jp/it/153/itnp_090623_1535929460.html
  5. Wikipedia(英語版) http://en.wikipedia.org/wiki/Ken_Thompson
  6. Dennis Ritchie Home Page http://cm.bell-labs.com/cm/cs/who/dmr/
  7. MacintoshはOSX以降、UNIXを実装したものとなっておる。

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2009年9月26日 (土)

Windowsの魅力とは? - 人生にも似たその不安定さ、ですかいのぉ。

Microsoft Windowsの次期バージョン「Windows 7」(パッケージ版)が、10月22日に発売予定らしい。

MicrosoftのWebサイトの説明によると、「これまでの Windows と異なり、Windows 7 は処理速度が遅くなるバックグランド サービスを必要なときにのみ実行するように設計」されているそうだ(注1)。今までどうしとったんじゃ?!

さらに、「Windows 7 はまた、Windows Vistaほどメモリを使用しません」そうだ(注1)。今までどんだけメモリ無駄遣いしとったの?

さらにさらに、Windows 7のProfessional版とUltimate版には、「Windows XP モード」というものがあるらしい(注2)。Windows 7のデスクトップ上で、Windows XPの仮想PCを走らせるというものだ。やっぱ「Windows VISTA モード」はないのか。

とにかく一刻も早く、WindowsがUNIX化することを願う。Macintoshは一足先にUNIX化しましたぞ。

Windowsの魅力は何といっても、ソフト(OS)とハード(PC)が抱き合わせになっていないことだ。UNIX化したMacの方が、OSとして確実にWindowsより優れているにもかかわらず、これからも決してWindowsのシェアを抜けないのは、Appleがいまだにソフト・ハード一体販売にこだわっているからだ。

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(注)

  1. MicrosoftのWebページ http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows7/products/windows-7/features/performance-improvements より引用。
  2. MicrosoftのWebページ http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows7/products/windows-7/features/windows-xp-mode 参照。

コネタマ参加中: あなたにとってWindowsの魅力ってなに?

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2009年9月20日 (日)

iidaのPLY - 中田ヤスタカの曲の方が、TOWA TEIの曲より、わしゃ好きだ。Perfumeファンじゃけ。

iidaのG9(今年5月発売)に機種変更したことを以前に書いた(注1~5)。

そのiida(innovation, imagination, design, art;注5)ブランドから、9月17日に、『PLY』という新機種が発売された(注6)。

うーん、同じスライド式だが、こっちの方がG9より使いやすいかもしれんぞ、クソ。

というのも、PLYではキーが全部下の方の板に配置されているのだ。

G9は、決定・移動キーなどが上の板、テンキーが下の板というように分かれていて、両側のキーの間で移動する時に板の間の段差に指がつまずくことがあるのだ。メール早打ちが難しくなる一因ともなっている(注4)。慣れの問題ではあろうが。。。

「PLY」は「積層」を意味しているとのこと。外観をそのまま英語にして機種名にしたわけですな。

PLYのCMを一昨日あたりからテレビで見かけるようになった。CMの作りはG9の時と同じ。携帯が一杯出てきて北朝鮮のマスゲームのような動きをするパターン。商品説明はナシで、最後に
「LIFE > PHONE」
と表示される。

CMのBGMには、中田ヤスタカさん(capsule)の曲が流れている。G9の時のTOWA TEIさんのより、今度の中田ヤスタカさんの方がわしゃ好きだ(Perfumeファンじゃけ)。TEI TOWAさんのあのBGMは、どことなくApple(のCM)と似た感じの「押し付けがましい」響きに私には聞こえてしまった。あくまで主観的感想じゃけど。

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(注)

  1. 2009年5月4日 http://higashiooi-machio.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/iida-fcca.html
  2. 2009年5月5日 http://higashiooi-machio.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/iidag9-28b9.html
  3. 2009年5月8日 http://higashiooi-machio.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/iidag9-0615.html
  4. 2009年5月31日 http://higashiooi-machio.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/iidag9-448e.html
  5. 2009年8月1日 http://higashiooi-machio.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/iidag9-fd51.html
  6. iida PLY のWebページ http://iida.jp/products/ply/
   

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2009年8月23日 (日)

楽天ad4U (その2) - このスパイウェアはFirefoxには対応しておりません。

前回の記事で、楽天(Infoseek)が「楽天ad4U」というスパイウェア(「隠しリンク」とJavaScript)を使ってユーザの過去のWebサイト訪問履歴を調べ、「行動ターゲティング広告」を行なっていることを紹介した(注1)。

楽天の「個人情報保護方針」ページ(注2)には、「当グループは、サービスの提供にあたり、主に以下のような、お客様に関する情報を取得します」(同ページより引用)とある。

「楽天ad4U」が取得する「お客様に関する情報」は、「アクセスしたことを契機として機械的に取得される情報」(同ページより引用)だ。

「アクセスしたことを契機として機械的に取得される情報」とは、

  • IPアドレス、携帯端末の機体識別情報
  • ブラウザ、OS、パソコンの種類
  • 過去に閲覧したWebページ、閲覧日時等

だ。

この「個人情報保護方針」ページには、「行動ターゲティング広告の説明とその無効化について」というページへのリンクが貼られている(注3)。この「行動ターゲティング広告の説明とその無効化について」はとても面白いので、御一読をお薦めする。

同ページには、「楽天ad4U」の説明が書かれている。

それによると、「楽天ad4U」は、「ブラウザに記録されているファイル情報を自動的に『判別』」するが、「お客様個人を特定・識別できるような情報は『一切』含まれておりません」(「」内、同ページより引用;注3)。

そりゃ「お客様個人」は特定・識別できまへんでしょ。誰がパソコンを使っているかまでは分らないから。しかし、IPアドレスは特定されるわけだから、実際上「お客様」は特定されるに等しい。

では、こんな風にして個人情報を秘かに利用されるのが嫌な人はどうしたらいいのだろう。

親切なことに、楽天の同ページ(注3)には、「楽天ad4U」を無効化するためのボタンが付いている。楽天を信じることができる人は、このボタンをクリックしてみよう。

それでも気になる人は、過去の履歴を蓄積しないようにブラウザで設定すればよいだろう。ブラウザのクッキーの設定をオフにする、JavaScriptをオフにする、Flash Playerをインストールしない、などでもよいが、少々不便になる可能性はある。

楽天の同ページ(注3)の一番最後には、「楽天ad4Uの対応ブラウザに関して」という項目がある。それによると、このスパイウェアに対応するブラウザは、

  • Internet Explorer 6,7,8
  • Safari 2,3
  • Opera 9.0-9.64
  • Google Chrome 1

だ。私が愛用しているFirefoxには対応してないっちゃ。なんで?

同ページによると、「楽天ad4Uでは、ブラウザの基本機能(スタイルシートの仕様)を利用する事でターゲティングを行っております。」「2009年1-3月期メニューまではその対応ブラウザをIE、Firefox、Opera、Safariとさせて頂いておりました。」「ただ、Firefoxでは該当機能の改修が検討されており、将来的に利用出来なくなる可能性があるため、対応ブラウザから外すことに致しました。ご了承の程、よろしくお願い致します」(同ページより引用;注3)、とのこと。

スパイウェアが御利用できなくて、ざんねーんw(゚o゚)w

そう、楽天ad4Uは、ブラウザの「バグ」を利用して個人情報を収集しているのだ。Firefoxプロジェクトでは、この楽天ad4Uが利用している機能は、「バグ番号:147777」として2002年5月に報告されていたそうだ(注4)。

UNIX魂溢れるFirefoxは、そんなバグはさっさとフィックスしますけぇのぉ(注5)。

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(注)

  1. 前回記事 http://grp01.ias.rakuten.co.jp/optout/
  2. 楽天「個人情報保護方針」 http://privacy.rakuten.co.jp/
  3. 楽天「行動ターゲティング広告の説明とその無効化について」 http://grp01.ias.rakuten.co.jp/optout/
  4. NIKKEI NET、2008年10月16日『行動ターゲティング広告はどこまで許されるのか』 http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITbe000015102008&cp=1
  5. とは言え、Firefox 3.5.2で何気なくInfoseekを訪問したところ、「このブラウザにおいて、楽天ad4Uの機能は<有効>な状態です」と言われてしまったが。これについては、例えば、Mozilla.orgのWebページ「Link Status 1.1」等を参照 https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/12312

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楽天ad4U (その1) - 「行動ターゲティング広告」? プライバシーもへったくれもなし。そこまでして広告したいっすか。

「楽天ad4U」の問題点を指摘する記事が、フジサンケイビジネスアイ(2009年8月21日付)に載っている(注1)。

この「楽天ad4U」の仕組みについては、例えばNIKKEI NETの2008年10月16日記事(注2)などで比較的詳しく紹介されている。

「楽天ad4U」は、楽天が運営するポータルサイトInfoseekにアクセスしてきたユーザが過去にどのようなWebサイトにアクセスしていたか(履歴)を調べるものだ。それにより、そのユーザの関心に合うと思われる広告を表示して、広告のクリック率を上げようとしているのだ。

問題は、どうやってユーザの過去のアクセス履歴を調べるかだ。

「楽天ad4U」では、数千個の「隠しリンク」をWebページ(Flashオブジェクト)に埋め込んでいるようだ(注2)。

Webページ上で、別のWebページへのリンクは標準的には下線・色付きの文字で表示される。過去にアクセスしたことがなければ青色、アクセスしたことがあれば紫色、という設定になっていることが多いだろう。

「隠しリンク」は画面上には表示されないので、ユーザは気付かない。しかし、ブラウザは普通のリンクと同じように認識し、色分け(過去にアクセスしたかどうか)の判別を行なう。

「楽天ad4U」により「隠しリンク」と同時に送り付けられたJavaScriptは、ブラウザが行なった「隠しリンク」に対する「色分け」の判別結果を取得する。そして、どのようなカテゴリのWebサイトへのアクセスが多いかを判断し、そのカテゴリの広告を表示するようにサーバに指令を送るのだ。

要するに、「楽天ad4U」はスパイウェアそのものだ。

(続)
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(注)

  1. フジサンケイビジネスアイ、2009年8月21日付記事『楽天 サイト閲覧情報収集し広告配信 無断利用に批判 政府問題視』 http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200908210026a.nwc
  2. NIKKEI NET、2008年10月16日『行動ターゲティング広告はどこまで許されるのか』 http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITbe000015102008&cp=1

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2009年8月14日 (金)

「Re:」の意味と由来 (1) ラテン系なのじゃ。「返信」ではなく「用件」「件名」のことだっちゃ。それでも謎は残る。。。

パソコンや携帯で電子メールに返事をすると、用件(件名)の先頭に自動的に「Re:」と挿入される(大抵の場合)。

この「Re」(リー)が、「Reply」や「Response」の「Re」、つまり「返信」を意味すると思っていた人も多いようだ。

しかし、最近いろいろなところで取り上げられているように、この「Re」は元来、「Reply」や「Response」の「Re」ではない。「返信」を意味するわけではないのだ。

この「Re」は、電子メールが誕生するずっと以前から英文ビジネスレターで用いられていた。その意味は、「~に関して」「~について」、つまり用件(件名)のことだ。「Subject」と同様の意味だ。

Re: Quotation for PC-123  とか、
Subject: Quotation for PC-123
のように用いる(意味はいずれも、「件名: PC-123の見積」)。英文ビジネスレターの本文の前に置く。

ではこの「Re」は何に由来するのか。

その意味からして、「Regarding(~に関して)」の「Re」と思っている人も多いようだが、違う。

これについては、私が持っている英文ビジネスレターの教科書(染谷泰正著『最新英文ビジネスレター作成マニュアル』、小学館、1989)に詳しい記述があるので、以下に引用させてもらおう:

(以下引用)
Reは、もともとラテン語の res (= thing, matter, object, or the subject matter of a suit) という語から派生した言葉で、in the matter of (= concerning, or regarding) という意味である。

たまたまこれが英語の "regarding" あるいは "reference" と同じ意味であることから、Reをその略語だと考えている人も多いが、上述のように Re はそれ自体でひとつの単語(前置詞)である。したがって省略を示すピリオド(Re.)を加えない。

また、Reは前置詞であるから、厳密に言えば "Re Quotation for PC-56" のようにコロンなしで使うのが正用法である。ただし、一般には (中略) コロンを加えることが多い。これは、"Subject: Quotation for PC-56"の場合と同じように、ひとつの項目を立てていると考えるためである(この場合のコロンは「つまり」という意味で、その後に内容を説明する語句が続く (中略))。

なお、B.M. Miller (Legal Secretary's Complete Handbook, Prentice-Hall, 1972) によれば、"re"(厳密には in re という形になる)は法律文書などにひんぱんに表れ、たとえば

James v. Jones, (in) re estate of Williams.
(ジェームズ対ジョーンズ、ウィリアムズの財産に関して)

のような形で使われる、とある。

このように、Re はもともと法律用語であるが、通常のビジネスレターでも、これを使うといくらか「高尚」(sophisticated) な感じが出ることもあって、かなり頻繁に使われている。
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以上、染谷泰正著『最新英文ビジネスレター作成マニュアル』(小学館、1989)pp.139-140より引用。

しかし、まだ疑問は残る。

1970年代か80年代に電子メールシステムが誕生して間もなく、返信メールの件名の先頭に「Re:」を自動的に付加することを誰かが思い付いたのだ。そして、電子メール送受信プログラムの機能に組み込んだ。

そうやって電子メールに利用することを最初に思い付いた人は、「Re:」のことをどう思っていたのだろうか。

なぜ、返信メールにだけ「Re:」が付くのか。

「Re:」の意味が「件名」であるなら、最初に送るメールの件名の先頭にも「Re:」を付けていいんじゃないのけ。。。

(続)

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2009年8月 1日 (土)

iidaのG9 - その後

iidaのG9のメリット、デメリットについて2か月前に書いた(注)。

買った時にディスプレイついていた保護シールは、その後間もなく粘着力を失い、剥がれ落ちた。市販の保護シールを買って貼ろうとも思ったが、面倒なのでそのまま使用している。2か月経過したが、微かな傷もついていない。きっと、割と丈夫なガラスでできているのだろう。

デメリットの一つ、キーの打ちにくさについては、その後もあまり変わらない。携帯メールのヘビーユーザーではないので、特に不便は感じないが。。 ヘビーユーザーではないのでキーに慣れるのが遅いのかもしれない。

まだ時々(慌てている時など)打ち間違えることがあるのは、「決定」キーと「↓」キー、または、「↓」キーと「CLEAR」キーだ。どれも、上側の板に3行3列でギッシリ並んでいる中の、真ん中の列のキーだ。打ち間違いの結果が致命的なことが多いので要注意だ。

ところで、iidaが「innovation, imagination, design, art」の略だということをちょっと前に知った。何かちょっと、「sports music assemble people の略で SMAP」、というのと似たノリじゃな。

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(注) 前回記事 http://higashiooi-machio.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/iidag9-448e.html

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2009年7月 2日 (木)

Firefox 3.5 - 速くて軽い。UNIX魂を感じた。

Firefox 3.5 がリリースされた。早速更新してみた(3.0.10から)。

もともと速かったので、Internet Explorer 7 から Firefox 3.0.10 に乗りかえた時ほどに大感激とまではいかなかったが、やはり一層の高速化は体感できた。

どこで体感したかというと、画像満載のWebページを開く時、ページ全体が「ザッ!」という感じで一挙に表示されるところだった。たまに表示が遅い時は、ブラウザが律速になっているのではなく、インターネット回線あるいはサーバ側が律速になっていると思われる。

リリースされたばかりなので、対応していないアドオンの数はまだ多いようだ。Norton のToolbar、RealPlayer Browser、Yahoo! Settings 等のアドオンは未対応だった(特に不自由はないが)。そのうちすぐに対応することだろう。

この調子でさらに高速化・軽量化を追求してほしい。それこそが UNIX魂だ。

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2009年6月30日 (火)

NIS2009

日曜の夕方。近所のヤマダ電機で Norton Internet Security 2009 (NIS2009)を買った。

それまで McCafee Security Center を使っていたのだが、どうも重くて仕方ない。多分、私の貧弱Windowsマシンには向かないのだろう。サービス期間の途中だが思い切って替えることにした。

NIS2009、今のところ快調。CPUも無駄に使われていないし、Firefoxも一層速く感じる。そう言えば、もうすぐ Firefox 3.5 が出るらしい。現在の 3 よりも2倍速いとか。

いいことだ。無駄で華美な機能をチャラチャラ付加して、どんより重いソフトを作るのではなく、必要な機能をさくさくと提供する軽く速いソフトこそ、多くのユーザーは求めているのだ。

Microsoft も最近は軽さ・速さを気にするようになってきているようだ。その調子で、MacintoshがUnix化したように、Windowsも早くUnix化してほしい。。

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2009年6月28日 (日)

Windowsパソコンはアンチウイルスソフト(McCafee)のためにあるのか

言わずもがなだが、Windowsパソコンはそのシェアの高さ故に、コンピュータウイルスなどの脅威が高い。

そこで、情報セキュリティを真面目に考えるなら、アンチウイルスソフトのインストールが必須となる。私は情報セキュリティをとても気にしているので、アンチウイルスソフトをインストールして手厚く保護している。

具体的には、2年半前にDELLのノートパソコンを購入した時に体験版としてついてきたMcCafee Security Centerを継続・更新して使い続けてきた。

しかし、もう堪忍袋の緒が切れた。私の貧弱WindowsマシンのCPUはほぼ常時McCafee Security Centerによって占有され、他の仕事がまともにできない状態となっている。

これはひょっとしてアンチウイルスソフトにバグがあって暴走しているのか? または、アンチウイルスソフト自体が、一種のワーム的なマルウェアなのか? それとも他の原因があるのだろうか。

いずれにせよ、セキュリティレベルを低下させて、「ご使用のコンピュータは保護されていません」とMcCafeeが警告する状態にしてはじめて、パソコン本来の用途での使用が可能になるのだ。

アンチウイルスソフトのこの重さは問題だ。情報セキュリティの重要性という大義名分に隠れて、ソフトウェアとしての完成度を高めることを怠っているのではないか。軽くて性能のいいアンチウイルスソフトを真剣に探そう。パソコンをアンチウイルスソフトに乗っ取られたら本末転倒だ。

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2009年5月31日 (日)

iidaのG9 - メリット、デメリット

iidaのG9に機種変してから1か月近くがたった(注)。長所、短所もだんだん見えてきた。そもそもスライド式の携帯を使うのが私は初めてだったので、その点に関してまだ操作に慣れない部分もあるが、全体として快適だ。

短所の第一は、キー操作だ。メールの早打ちがしづらい。その原因は3つある。

  1. カーソル移動キーが上側の板、文字入力キーが下側の板にあるため、段差が生じていることだ。カーソル移動キーと文字入力キーの間で指を高速に行ったり来たりさせる時、段差につかえてワンテンポ遅れる。
  2. 上側の板に同じサイズのキーが4行3列に並んでおり、その中にカーソル移動、決定、クリア用のキーが隣り合って位置している。このため、↓移動キーとクリアキーを打ち間違えやすい。
  3. 平板なキーが隙間なく並んでいるため、隣りのキーを間違って押すのではないかという不安感が生ずる。ただ、キーは屋根瓦のように傾斜を付けて並べられている。その点を理解してキータッチするようにすれば、いずれ不安感も解消するかも知れない。

いずれも、慣れの問題なので、これはそのうち短所でなくなるかもしれない。

短所の第二は、画面が常にむき出しということだ。当然、傷つきやすくなる。これは保護シールを貼れば問題なくなるが、そんな甲斐性のない人は、買った時に貼ってある保護シールをそのままにしておけばよかろう。私はそうしている。しかしその保護シールもそろそろヨレヨレになってきた。ちゃんとした保護シールを買って貼ろう。

短所の第三は、画面同様、カーソル移動・決定キーなどの重要なキーが常にむき出しなので、キーロックをせずにポケットやカバンに入れておこうものなら、意図せぬ操作が知らぬ間に行なわれかねない。だから、常時キーロックしておく必要がある。ただ、キーロックは、上部の板をスライドさせると自動的に解除されるので、日常的に不便を感じることはほとんどない。

長所の第一は、画面が常にむき出しなので、画面がいつでもそのまま見られること。

長所の第二は、スライド式なので、携帯を片手で操作しやすいこと。携帯で何かしようという時、開閉式の場合はまず携帯を開く操作が必要になる。これを片手で行なうように訓練を積むことも可能だが、やはり両手で開く方が楽だろう。ところがスライド式の場合、片手に持って親指で上面をスライドさせるだけでよい。これは意外に便利だと思った。

長所の第三は、あらゆる機能を程よい性能でG9は備えていること。加えて、多分意外に丈夫なのかもしれない。駅のホームでG9をポケットから落としたが特に傷もつかなかった、という話を聞いた。

長所の最後は、何と言っても、落ち着いたデザイン、色合い。極めてシンプルなのに、カッコ良さを感じる。ビジネスパーソン系、クリエイター系、理系、老若男女問わず、クールに決められる。

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(注) 2009年5月8日記事『iidaのG9 - 今のところ快適』 http://higashiooi-machio.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/iidag9-0615.html

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2009年5月26日 (火)

Firefox快調

自宅のノートパソコン(Windows XP Pro、DELL INSPIRON 6400、1GB、1.66GHz Intel Centrino Duo)で Internet Explorer 7 (IE7) を使っていたが、そのトロさと不安定さに業を煮やし、Mozilla Firefox 3.0.10に乗り換えた。

IE7と較べると、Firefoxは際立って速く軽く感じる。表示だけでなく、光速タッチタイピングで入力した文字の表示も速く感じる。極めて快適。インストールした後に再起動する必要もない。

仕事ではLinuxマシン(RedHat)も使っている。そのマシンでのWebブラウザもFirefox 3.0.10だ。LinuxとWindowsとで多少外観が異なるが、快適さは同様。

公平を期するため、自宅のWindowsマシンに、MSが「速い」と自画自賛している最新版の Internet Explorer 8 (IE8) もインストールして使ってみた。

が、残念ながらIE8は、まずそのインストールの段階から絶望的な気分にさせてくれた。途中で、「こいつ、OSを再インストールし始めたのではないか」、との不安に襲われるほど時間がかかった。

あげくに、何とかドタバタとインストールは成功したものの、やはりトロくて不安定。あくまで私のマシンでの話だが。おそらくIE8は、メモリ2GB以上を搭載したWindows VISTAマシンを想定して作られているのだろう。

やはり Firefox 3.0.10 の方がはるかに快適だ。機能も十分。IEで普通利用するような機能はFirefoxにも備わっている。私のマシンより貧弱なWindowsマシンでもきっと快適なことだろう。UNIX魂を感じる。

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2009年5月24日 (日)

最悪の環境(Windows)で出来るだけ快適に過ごすには。。。 UNIX魂

あらためて思う。
Windowsを使わざるを得ない人々は不幸だ。

「じゃあ、Macを使えばいいじゃん。」
それは言いっこなしだ。

かなりの分野のソフトで、Windows対応、Mac未対応、という場合が多い(Linux未対応というのは仕方ないとして)。仕事では選択の余地なく Windows を使わざるを得ない(印刷業界や、コンピュータなんか別に何でもいい「クリエイティブ」業界は別として)。となると、家でも Windows の方が無難か、ということになる(家で仕事をせざるを得ない場合もあるから)。さらに言えば、Macは値段が高い。

Windows環境をいじり回す暇も興味もない私は、これまで、DELLのノートパソコンにプレインストールされたWindows XP環境と、Microsoftの標準ブラウザInternet Explorerに甘んじてきた。

しかし、もう堪忍袋の緒が切れた。私はInternet Explorerを使うのをやめた。

1GBもあるメモリ。CPUはIntel Centrino Duo 1.66GHz。ほんの一昔前、私がメインフレーム(大型計算機)やSunのワークステーションを使って科学技術計算をしていた頃の環境からすれば、気絶するような数字だ。

なのに… 下らない写真がベタベタ張り付いたWebサイトをたった1ページ表示するのに何時間かかっとんじゃい。という感じなのだ。MicrosoftのWindows XPと、MicrosoftのInternet Explorerは、相性が悪いのだと思わざるを得ない。

ハードウェア資源を出来るだけ浪費するソフトを作る。ハードウェアの高性能化・低価格化と歩調を合わせて浪費の度合いを高める。それにより、ユーザーがもはや既存のパソコンの使用に耐えられなくなるようにして、買い替えを促す。それを定期的に繰り返すことにより収益を確保する。

それがMicrosoftのビジネスモデルなのか。と思いたくもなる。

「宗教論争」とも言われる「WindowsかMacか」という対立は、どうでもいいことだ。OSとしてはUNIXこそ最高なのは明らかだからだ。AppleがMacintoshのOSをUNIXにしたのは正しい。随分前から我々はそれを望んでいたのだ(注1)。

しかしだからと言って、Windowsをやめるわけにはいかない我々は不幸だ。せめてもの抵抗として、Windows環境の中でUNIX魂(注2)を最大限発揮するしかない。

と言うわけで、とりあえずささやかながら、Webブラウザを Mozilla Firefox にしてみた。それだけでも随分快適になった。
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注)

  1. 以前の記事『MacかWindowsか。。それは問題ではない。』参照 http://higashiooi-machio.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/macwindows-9911.html
  2. UNIX魂とは、過酷なハードウェア環境でも最善のパフォーマンスを発揮できるような良心的なソフトウェアを作ろうとする、清く正しい理系的な心意気のことだ。

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2009年5月 8日 (金)

iidaのG9 - 今のところ快適

au携帯の新ブランドiidaのG9(ソニー・エリクソン製)に機種変更してから4日が過ぎようとしている(注1)。

今のところいたって快適だ。何せ前の携帯がミニマリスト的な旧世代の代物だったので、G9だから快適なのかどうかはわからないところもあるが。

店頭でいろんな機種を較べてみた。G9は、Cyber-shot携帯から高性能デジカメ機能を取り去り、外観デザインを落ち着いたシックな感じにしたもの、のように思えた。どちらも同じソニー・エリクソン製だ。

ただしG9のデジカメでも300万画素。私が持っている旧世代のデジカメよりもはるかに高性能だ。また、G9もCyber-shot携帯同様、GSMとCDMAにより、ほぼ全世界で使用できる。ワンセグ、LISMO、おサイフケータイ機能などももちろんついている。

G9は、現在の一般的な携帯で実現されている主だった機能を程よい性能で集積し、落ち着いた外観デザインによって幅広いユーザー層に支持されることを目指しているのだろう。

実際、私のようなオッサンが職場で持ち歩いていてもまったく違和感がない(はずだ)。縦にしても横にしても、Yシャツの胸ポケットにぴったり収まる。

買ってまず行なったのは、microSDによるメモリの増強。G9は最大2GBまでOKだ。リアカバーを開けて電池パックを取り外してmicroSDカードを挿入するようになっている。

買ったばかりの時は電池が十分に充電されていないので、最初に一晩充電した。私はいつも、ACアダプタを携帯に直接接続して充電している。

充電し始めてしばらくして気付いたのだが、待受画面(各国の時刻表示)の向きがいつの間にか横向きになっていた。ACアダプタを外して充電をやめると、また縦向きに戻る。

これは、そのようになっているのだった。卓上ホルダに置いて充電すると、G9が横向きになる。その時に時刻表示が横向きになれば、まるでデジタル置時計のようになるのだった。

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注1) 『iidaは正直スベってると思う - と言いつつG9に機種変したのだった』 http://higashiooi-machio.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/iidag9-28b9.html

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2009年5月 5日 (火)

iidaは正直スベってると思う - と言いつつG9に機種変したのだった

既に書いたように、iidaのテレビCMでは意味のあるメッセージを何も受け取れず、しばらく無視を決め込んでいた。

ところが一昨日、横浜・みなとみらいのWORLD PORTERS内でiidaのG9に思いがけず遭遇してしまい、覚悟を決めてパンフレットを眺めたのだった。しかし依然詳細はわからずじまい。

帰宅後ネットで調べようとしたところ、iida.jpのパケット攻撃により我が貧弱Windowsマシンは一瞬にして撃沈されたのだった。。。

参考: 『iidaは正直スベってると思う。腐った林檎の匂いがする。。』 http://higashiooi-machio.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/iida-fcca.html

……………
一旦調査を断念するも、理系としての使命感から再調査を決意。昨日、近所のヤマダ電機LABIの携帯売り場に乗り込んだ。長時間にわたって店員に聞き込みを行ない、様々な角度から現物を調査した。その結果。。。

さらに詳細な調査を継続するため、G9に機種変更してしまった。

何という日和見主義! いや、これは、現実に即して臨機応変に見解を変えることのできる理系的柔軟さの表れなのだ。

とにかく、私はG9(グリーン)に機種変更したのだった。3年ぶりの機種変更だった。

昨日、「機種変でも0円」と書いたが、タダではなかった。価格は44,280円。これを無利子で24分割。購入時店頭で払うお金が「0円」という意味だった。(ただし昨日LABIでは、本当に機種変でもタダのau携帯を売っていた。)

というわけで今後、実際に使用することにより得られたG9調査結果を追い追い報告することとしたい。

(続)

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2009年5月 4日 (月)

iidaは正直スベってると思う。腐った林檎の匂いがする。。 (と言いつつG9に機種変)

しばらく前からテレビで奇妙なCMを頻繁に見かけるようになった。あの、携帯電話がズラズラ並んで行進して「iida」のロゴが出るだけの、意味不明のCMだ。

iida。飯田? どこのメーカーじゃ? auの携帯?

と、好奇心を押し付けられるものの、そんな見え透いた広告手法に引っ掛かるのは理系消費者として屈辱なので、意地でも「iida.jp」をアクセスせずにいた。

しかし昨日、とうとうデパートの携帯売り場で「iida」の現物を見てしまった!

見てしまった以上、詳細に調査するのが理系たる者の務めだ。

しかし、その場でパンフレットを様々な角度から解読しようと試みるも、何が新しい特徴なのかよくわからない。ハードウェアやデザイン自体は、どこかでもう見たことがあるような感じのものだ。プロジェクター機能があるらしいが、携帯をプロジェクターとして使用することを余儀なくされる状況というのは、どのような非常事態、緊急事態なのだろう。

「理系に受ける性能よりも、チャらいデザインや見栄えの方が重要だ」、と主張したいのか?

かすかな反感を胸に帰宅し、意を決してWebサイト(iida.jp)にアクセスしたのだった。。

すぐに後悔した。

鬱陶しい80年代テクノ風BGMの嵐の中で、久々に自宅のWindowsマシンが凍りついたのだった。

貧弱なハードウェアで最善のパフォーマンスを発揮するソフトウェアこそ理想とするUNIX魂を持つ者にとって、Windowsを使うことは必要悪に過ぎない。

私のノートパソコンのメモリは1GBもある。にもかかわらず、Windows XP Professionalときたら、いつ落ちるかわからない危うさでトロトロとアプリケーションプログラムを実行するのだ。光速タッチタイピングについてこれず、一瞬遅れて文字を表示する有様だ。

そんなWindowsマシンに、あのiidaのWebページは大量のパケットを投げつけてきた。このパケット攻撃に、私のWindowsマシンはひとたまりもなかった。何とかプロセスをターミネートし、嘲笑うようなBGMもようやく鳴り止んだ。

iida.jpでの調査はそれをもって断念した。

救いようがない逆効果広告手法だ。言いたいことは、はっきりと文字でわかりやすく伝えてくれ。まだLynxを愛用している人も多いだろうに(多くないか)。権威付けに担ぎ出したTEI TOWAや草間彌生にも失礼だろう。Appleのいやらしい宣伝手法を真似しきれていない。「腐った林檎」のようだ。

とは言え、特に新規性や性能にこだわりがないなら、「G9」携帯はいい選択肢かもしれない。

何しろ、
私が店頭で見た時には、機種変でも0円となっていた。。
タダなのsign02

注:
タダではありませんでした。詳細は明日。さらに調査を進めるべく近所の大型電器店を訪ねた私は、結局ミイラ取りがミイラとなり、G9に機種変したのであった。↓
http://higashiooi-machio.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/iidag9-28b9.html

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2009年4月26日 (日)

『ウェブはバカと暇人のもの』は結構楽しめた - WWBW(World Wide Baka Web)誕生?

『ウェブはバカと暇人のもの - 現場からのネット敗北宣言』(光文社新書)を買って読んだ。

ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書) Book ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書)

著者:中川淳一郎
販売元:光文社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

なかなか面白かった。何が面白かったかというと、特に前半部で多く紹介されていた「バカ」と「暇人」の実例だ。

これだけ普及したインターネットの世界に、「バカ」と「暇人」が跳梁跋扈し始めるのは当然のことだ。しかし、インターネット上に跋扈する「バカ」と「暇人」の実例を、博物学的・体系的に観察・収集して紹介した本は、まだあまりないのではないか。私としては、「トンでも科学本」のような感じの、「ネット上の『バカ』と『暇人』の博物誌」的な本が出れば、是非買って読んで楽しみたい。

著者の中川氏は、元博報堂社員で、今はネットを使った広告で儲けることを生業にしている。だからこの本の主張は、「ネット広告で儲けようと思っても、そんなにうまくいかないよ」ということだ。

また、「Web2.0」(=「ネット上の不特定多数の人々(や企業)を、受動的なサービス享受者ではなく能動的な表現者と認めて積極的に巻き込んでいくための技術やサービス開発姿勢」(同書p.14に引用された梅田望夫著『ウェブ進化論』(ちくま新書)からの引用)というのは、結局、不特定多数の匿名の「バカ」と「暇人」が烏合して罵詈雑言を垂れ流して炎上するだけの、ショボイものだよ、ということだ。

暇を持て余したバカが、公衆便所の壁に昔よくあったような(今もある?)落書きを、安全な場所から気軽に全世界に向けて発信し始めたのだ。面と向かっては言えないようなおぞましいことでも次々と気軽に垂れ流し始めた。まさに、World Wide なバカの Web だ。

インターネットの普及により、「バカ」と「暇人」が、人間の心の醜い部分、愚かな部分を気軽に増幅させながら知らず知らずのうちに全世界に向けて発信する。それが「Web2.0」の実態、というわけだ。

本書の帯が、この本の主張を要約している。曰く、「どいつもこいつもミクシィ、ブログ。インターネットは普及しすぎた。『頭の良い人』の話はもういい。『普通の人』『バカ』の話をしようじゃないか」。

しかしもちろん、ウェブもネットも、「バカ」と「暇人」のものではない。著者の中川さんは、ウェブの広告、特に不特定多数からの匿名のフィードバック(書き込み)を許すようなサイトを使って儲けようとしたから、その惨状に幻滅しているだけだ。

敗北したのは「ネット」ではない。ネット広告でまんまと儲けようとした広告業界の人達、つまり、ズブズブに理系の者からすれば、どんなお仕事をしてなぜお金を儲けられるのかが想像できないような人達なのだ。

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2009年2月 1日 (日)

MacかWindowsか。。それは問題ではない。

やっぱりUnixでしょう…

私がコンピュータを使い始めたのは1980年代。大学に入ってからだった。以来、専門の研究分野の関係もあり、ずっとコンピュータを主要な研究手段としてきた。

その立場から言うと、MacintoshとWindowsの違いはあまり気にならない。そもそもどちらも、1970年代にXEROX-PARC(パロアルト研究センター)が開発していたシステムに端を発しているので、どちらが先進的かということはないと思う。

また、MacとWindowsの比較でよく議論されているのは、OSの違いというより、単にユーザーインターフェイスの違いのように思う。

Macで一番よく使われている市販ソフトは、MS WordなどのMicrosoftの製品だろうから、少なくともApple対Microsoftという図式は成り立たない。

OSとしては、Macは今や完全にUnixの一種(Unixを実装したもの)だし、Windowsも元々はUnixをもとに開発されたOS(MS-DOS)を土台としている。OSとしてはUnixがいいに決まっているので、そういう意味では、Mac OS X以降はMacの方がWindowsよりは優れているとは言えるかもしれないが。。

Macはなぜか「クリエイティブ系」の人達に好まれているようだが、それは、Macが「クリエイティブ系」の仕事に向いているから、ではない。

MacはWindowsより少し先にWYSIWYG (What You See Is What You Get)の実用システムとして一般に普及した。そのため、日本の印刷業界はMac用のフォントとソフト(QuarkXPress)に基づいたDTPの印刷システムを採用した。一旦出来上がった業界のシステムは、なかなか変えられるものではない。中小・零細の町工場のような印刷会社は特にそうだ。

そのため、出版・広告デザインなど、印刷を必要とする「クリエイティブ系」でも、ずっと高価なMacを使わざるを得なかったのだ。それがもとで、「クリエイティブ系ならMac」ということになってしまった。日本でのMacの売り上げは、印刷関連業界が支えてきたと言っていいだろう。日本固有の事情だが。

さらにAppleは、OSとパソコン本体の一体販売にこだわってきた。そのため、筐体を洒落た外観デザインにすることによって、Mac自体がお洒落なようなイメージを作り出して「クリエイティブ系」にアピールできた。しかしこれは、些細なおまけと言っていい。

Mac OS X以降、日本の印刷関連業界でのMacの優位性も失われつつある。Mac OS Xは、印刷業界で普及している旧OSによるシステムと互換性がない。印刷業界はいずれ、まだ使えるにもかかわらず一斉にシステムの買い替えを迫られるのだ。

その時、一斉にMacからWindowsへの乗り換えが行なわれるだろう。いやもう乗り換えは始まっている。MacのキラーアプリケーションだったQuarkXPressのMac OS Xへの対応が遅れたため、DTPソフトの主流がAdobe InDesignへと移りつつある。InDesignはWindowsでも使える。フォントも、もはや大きな問題ではない。

となると、わざわざ高価なMacを買う必要はなくなるわけだ。

一昨年Appleは、MacとWindowsを擬人化したテレビCMを執拗に流していた。コンピュータにあまり詳しくない人達に、Windowsはクリエイティブ系や遊びには向いていないという暗示をかけようとしたものだ。醜悪なネガティブキャンペーンだった。Mac派の人でさえ、あれには眉を顰めていた。実際は、ゲームで遊ぶにもWindowsの方が圧倒的に便利なのだ。

結局このネガティブキャンペーンは成功しなかったようだ。逆効果だったのかもしれない。Apple Computer社は、社名からComputerを外して、Apple社になった。

私自身は、1980年代後半、大学院生の頃に研究室にあったディスプレイ一体型のカワイらしいMacを使って以来、1990年代半ば過ぎにアメリカに引越すまで、個人的にはずっとMacを利用していた。

まだWindows 95が出ていなかったからでもあるが、論文を書くにはMacでMS-Wordを使うのが最適だったのだ。それ以外の選択肢としては、NEC 98で一太郎か、富士通のワープロ専用機OASYSか、という場合が多かった。これはもう、MacでMS-Wordが一番便利に決まっている。作図をするにもMacの方が圧倒的に便利だった。

理系研究者の間でMac派が今でも比較的多いのは、論文を書くためにMacが第一の選択肢だった頃の名残であろう。

理系研究者にMac派が多いもう一つの理由は、Mac OS X以降MacがUnixになったから、と思われる。

私は今は仕事ではWindowsを使うことが多い。しかしどう考えても(どう使っても)、WindowsよりUnixの方が優れている。他にWindowsを使っている人が多いからWindowsを使っているだけなのだ。

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2008年12月29日 (月)

PowerMac G5 メモリ増設

今日、自宅にあるPowerMac G5のメモリを増設した。3年程前に買ったもので、もとの状態で256MBx2、買った時点で512MBx2を増設して1.5GBだった。

理系の私が使うものではなく、芸術系の妻がデザイン関係で使うものだが、最近買ったComicStudioを、Photoshop、Illustratorと同時に使おうとするともうどうしようもなく動きが鈍くなるらしい。

そこで、4x2スロットのうち残りの2x2=4スロットを512MBメモリで埋めて、計3.5GBにすることにした。近所のLABIで、5000円ちょっとの512MBメモリ(Buffalo製)を4つ、たまったポイント19000円余りを使い切って購入。家に帰って早速増設作業にとりかかった。

電源を落とし、接続してある配線を全部抜く。筐体背面のそれらしいレバーを引き上げると、筐体向かって右側の側面パネルが外れる。さらに透明なプラスチックのパネルを外す。そして、筐体の右側に回り、左下についているファンの箱を引き抜く。すると、筐体の奥の緑のマザーボードに、上から下へとメモリが並んでいるのがよく見える。

上側に4つ、下側に4つ、並んでいる。メモリは、この上側と下側とで対にして、2本ずつ増設しなければならない。中央から埋めて、上と下に向かって増設していく。

既に上側2スロット、下側2スロットは埋まっているので、まずは上下の3スロット目にメモリを差す。スロットの左右に付いているレバーを開き、メモリをグッと押し込む。完全に押し込むと、レバーが自然に閉じる。

これを、上下の3スロット目、4スロット目の計4回繰り返して、増設作業は完了。用心のため薄手のビニール手袋(インクジェットプリンターの替えインクを買ったら付いてきたやつ)をして作業した。そこまでしなくても、メモリを持つ前に手の静電気を放電しておかねばならない。

筐体を開けたのは購入後初めてだった。中には、ぞっとするほど埃が堆積していた。マザーボードなどを傷付けないように注意して、小型掃除機で埃を吸い込む。メモリなどデリケートな部分の埃は、スポイトで空気を吹き付けて払う。といきたかったところだが、スポイトがなかったので、十二分に注意しながらストローで吹いて払った。

デスクトップパソコンの中は放っておくと埃だらけになる。年に一回、大掃除の時にでも筐体を開いて埃を払っておくのがいいかもしれない。

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